昨晩は雷と風と雨の音が大きくて気持ちが高ぶり興奮しました。
部屋の中にいると安全だと思い気持ちに余裕があって、そんなことを感じてしまうのでしょう。
今日は一転して快晴ですが、外に出ることなくブログを書いています。
でもまあ、図書館から借りたCDを返却しなければいけないし、食料も少なくなってきて買い物が必要なので、夕方には出かけようと計画しています。
老後に必要なお金は2000万円?
今巷では金融庁がまとめた報告書が話題になっています。
男性が65歳、女性が60歳の夫婦が30年間生活するには年金だけでは毎月5万円足りない、足りない額は総額で2000万円ということです。
何だかこれだけを見ると定年時に2000万円貯めていないと生活できないと思ってしまいます。
テレビでも「老後に2000万円不足」といった、視聴者を煽るような番組名を多く見かけます。
今まではみんなが年金のことは口にしなくても、将来は年金の支給額がどうなるのか不安に思っていたことが、パンドラの箱が開いたように一気に噴き出した感じです。
でもおかしくはありませんか?
毎月5万円の赤字を出しながら生活することなんて不可能であることに。
結局お金がある範囲で暮らすことになるからです。
それでも生活するのに5万円足りない場合どうするのか。
まず第一に収入を増やします。
5万円ならフルタイムで働かなくてもアルバイトやパートで稼げます。
もしもう働きたくなければ支出を減らします。
周りの目を気にしすぎたり見栄を張らないで、削れる費用は削ればいいのです。
この場合生活の質を下げるというよりは、分相応の生活に修正するといった表現が正しいでしょう。
それでも今すぐ貯蓄をしよう
ここまで書くと何だ2000万円なくても暮らしていけると思ってしまいますが、やはり貯蓄していくことは大切です。
長い人生、これから何が起きるか分かりませんし、余裕のある暮らしていくにはお金は必要です。
それではいつから貯蓄をするのか?
今でしょう!
とにかく今すぐに貯蓄をするべきです。
始めないことにはお金は貯まりません。
貯蓄は早く始めるほど金額が大きくなります。
恥ずかしながら私がこの当然なことに気付くのには時間がかかりました。
しかし後悔しても始まらないので気が付いてからはすぐに貯蓄を始め、今に至ります。
何事もあきらめないことが肝心だと思いました。
貯蓄するのは貯金?それとも投資?
それでは貯蓄をするのにはどうすればいいのでしょうか?
絶対に損をしない貯金(銀行1行1000万円まで)がいいのか、今銀行にお金を預けても低金利だから投資がいいのか、迷いますよね。
基本的には高齢になるほど投資よりも貯金の方が良いと思います。
理由は投資で株価が下落して損失を出した場合、株価が回復するまでに長い年月を要することが多いからです。
ただし損をしてもいい範囲でのインデックスファンドへの投資なら価値はあると思います。(株価は下落するかもしれませんが、上昇するかもしれないからです)
逆に若い人ほどインデックスファンドへの投資に目を向けた方が良いと思います。
株価が下落して回復するまで待てますし、長期投資で利益が出る確率が高くなるからです。
なお、若い人にしても高齢の人にしても投資って何?どういったものなの?と思わえれる方が多いと思います。
また、投資するなら少しでも得な制度を利用したいですよね。
そうした方向けに、iDeCoやNISAという制度があります。
金融庁はこのiDeCoやNISAを利用してもらいたくて、今のままでは2000万円不足するから投資が必要だと報告したのでしょうね。
iDeCoやNISAはあくまでも投資なので絶対に利益が出るとは言えませんが、税法上お得な制度であり、そして投資の入門には最適なのでお勧めです。
今回の騒動でiDeCoやNISAに関心が集まり投資する人が増えればいいのですが、もしかしたらそれが金融庁の狙いだったりして。