昨日降った雨のおかげで朝から涼しい気候で過ごせています。
今日も朝起きれましたが、あまりにも気持ちいいので部屋の中でのんびりしています。
外に遊びに出かけてもいいけれど、土日はとても高い確率で会社の人と遭遇する恐れがあるので止めておきます。
しかし家にある食料が尽きてきたので買い物には行かないといけないな。
仕方がないので夜中に出かけることにしよう。
前回までの話
今まで事務職しか経験がなかった私が、上司の嫌がらせとしか思えない指示で生産ラインという工場現場に応援という形で異動させられました。
異動先の現場では生産ラインの一工程に配属され作業することになりましたが、ラインのスピードに追い付くために、作業中は徒歩ではなく走らざるを得ない状況になりました。
工場勤務は大変だ
とにかく必死でした。
ライン作業の場合、誰か一人でも遅れが出ると作業全体に遅れが生じます。
最悪の場合はラインストップ!
その日の生産計画に大きな狂いが生じてしまいます。
正直言って自分以外の工程が原因でラインが止まるとその間仕事ができなくなるので楽になるので助かります。
もちろん管理者側、会社にとってのラインストップはよろしくないことなので気が気でないのですが。
だからこそ自分が担当する工程で遅延が生じてしまうと大変気まずいことですし、上司や会社に迷惑をかけてしまうので必死になるのです。
当然私もなれない職場となれない仕事に悪戦苦闘しながらも作業をしました。
作業の遅れを取り戻すために作業場を走りました。
休憩時間はトイレ休憩以外は作業の練習をしました。
食事休憩では疲れのあまり、食後から休み時間が終わるまでは仮眠しました。
そうでもしないと作業に追い付けませんでした。
前の職場の上司がやってきた
そんなある日、いつもの通りラインで作業をしていると誰かの視線を感じました。
ラインの流れに遅れまいと必死に作業していましたが、どうも気になるので誰の視線なのか見てみました。
前の職場の上司でした!
いったい何しに来たのか。
私の様子を見に来た?
そんなことを考えましたがすぐに上司はその場からいなくなりました。
その時間1分くらいでしたか。
たったこれだけの時間で何をしたかったんだろう?
上司は私のことを気にしているとでも言いたかったのか。
後から(前の職場に戻ってから)上司から聞かされた話では、私の思った通り様子を見に来たそうです。
そして私が応援先の生産ラインで何も問題がないことを確認したそうです。
何も問題ない?
たった1分見ただけで、しかも私に何の確認もしないで分かるのでしょうか。
上司はこれだけのことで自分は私のことを見ているとでも言いたかったのでしょう。
このことを聞いたときは本当にがっかりしました。
上司は結局私が慣れない仕事で悪戦苦闘していることを、知ろうとはしなかったのでした。
ちなみに上司は私が働いている工程の班長には挨拶もなく職場に来て、帰っていったそうです。
残念過ぎる上司でした。