鍋で炊くご飯は簡単で早くてうまい
昨年9月30日に上陸した台風24号では多くの地域で停電に見舞われました。
私の住んでいたところでも数日間停電になり、日常生活では大変苦労しました。
まず第一が風呂(これはガスでお湯を沸かして風呂釜にいれる事で何とかお風呂に入れました)、次に冷蔵庫(庫内にコンビニで買った買った氷を入れて冷やしました)と問題が出ましたが何とかなりました。
後の問題はご飯の事でした。電気がないと炊飯ジャーは使えません。
ご飯を炊く事を諦めた時に、昔の人は釜や鍋でご飯を炊いていた事を思い出しました。
アパートに釜なんてありませんが、ガスと鍋はありましたのでご飯は炊けます。
鍋でご飯を炊く火加減が分からなかったので、スマホで電力会社のホームページから炊飯する方法を見つける事は出来ました。
しかし実際にうまくご飯が炊けるのか自信はなく不安でした。
その時ふとガスコンロを見ると操作パネルに”炊飯”という文字があるのを見つけました。
もしやと炊飯できる?と思いガスコンロの説明書を読むと、炊飯モードがあるのが分かりました。
炊飯の方法を調べてみたら、一度鍋に火をつけると後はほったらかしでご飯が炊けるじゃないですか!
実際に作ってみました。
鍋の中は白米と雑穀米が2合入っています。
水加減は炊飯ジャーの内釜の目盛りを参考にして入れました。
尚、ご飯が炊けるとお米は炊飯前の2倍以上の量に膨らみますので、鍋の大きさには注意して下さい
鍋に火をかけ炊飯モードに設定します。
ご飯が炊けるまで15分、蒸らしで15分、そして完成です。
(この間の作業はガスコンロが自動で行うので、人間のする作業はありません)
ご飯一膳分×6出来ました。(雑穀米入りご飯です)
一人暮らしで一度に全部は食べられないので軽くラップをして冷凍します。
あとで食べたいときに電子レンジで解凍すれば美味しくいただけます。
ご飯を炊くのに炊飯ジャーより鍋を使うのには次の利点があります。
- 洗うのが鍋だけ。(炊飯ジャーだと内釜の他内蓋やパッキンなど洗うので面倒)
- 炊きあがる時間が短い
- ガスだと火力が大きいので美味しく炊ける
あえて短所を言えば保温が出来ない事がありますが、保温するほどご飯の味は落ちますし、ご飯の量が多ければ上の写真の様に冷凍すれば良いのです。
皆さんも一度ご家庭のガスコンロに炊飯モードが無いか確認しておけば停電や炊飯ジャーが故障した時に便利だと思います。
これからガスコンロを購入する方は炊飯モード有りを選んで下さい。
ちなみに今ではこの後方法でご飯を炊いています。(炊飯ジャーは置物になってしまいました)
※ガスコンロに炊飯モードが無くてもご飯を炊く事が出来ます。(火加減は自分でする必要があります)