50代 男一人暮らしの休職日記

会社の事でうつ病になり休職しました。日々の出来事、思った事、発信したい事を書いていきます。

会社をうつ病で休み、ブログを書くまでになった道のり(6)

昨日の人間ドックの結果は大変悪いものでした。

要再検査だなんて・・・

でも悩んでも仕方ありません。

早速、病院が指定する精密検査外来に検査の予約をしました。

検査日は5月16日になりました。

問題がなければ良いのですが、あったらどうしようと考えると今から憂鬱です。

辛かった職場集会

職場集会で上司から私が今まで担当していた業務を事前に連絡もなく外され、みんなの前でいきなり発表されるという屈辱を味わわされたのが前回までの話でした。

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勇気のある人ならその場で、もしくは上司と二人っきりになった時に抗議をするのでしょうか?

「なぜ私に事前の連絡もしないで、みんなの前でわざわざ公表するのですか?」

「なぜ私が担当していた業務を外されるのですか?」

「前に起きた事故のことを理由にこんな仕打ちをするのですか?」

私の場合、恥ずかしながら声を上げることすら出来ませんでした。

私が職場の異動を言い渡された時に出来たこと言えば、職場のみんなに私が動揺していることを悟られないように、平然とした様子でやり過ごす事くらいでした。

今思うと本当にくだらないプライドでした。

なれない仕事に悪戦苦闘

私は担当業務の変更に納得することは出来ませんでしたが、会社員を続けていく以上は新しい業務を担当しなければいけません。

私が新しく担当した業務は工場の現場担当でした。

工場の現場を担当するには専門的な知識と技量が必要です。

しかし私は今まで事務関係の仕事しか経験しておらず、工場の専門的な知識と技量はありませんでした。

それでも私は役職者だったので部下の人たちに仕事の指示をしなくてはいけません。

だからといって、いきなり仕事を任されても何をどうすれば良いのか、皆目見当がつきませんでした。

仕事をしなくてはいけないのに仕事ができない状態でした。

このままではいけないと思い、誰もいない時に作業の手順書や資料を読んだり、分からないことは同僚や部下に聞く、書店や図書館で仕事に関係しそうな書籍を入手して勉強もしました。

とにかく必死でした。

やれることはやろう、分からないことは聞こう、周りの人がしている仕事を参考にしようと頑張りました。

しかし周りは現場歴が20年、30年といった人たちばかりです。

事務しか経験のなかった私にとって、その人達と差を縮めることは容易ではありませんでした。

幸いだったのは周りの人たちが私に協力的だったことです。

分からないことは聞けば教えてくれるし、フォローもしてくれました。

私もそれに応えるべく一所懸命に仕事をしました。

やがてどうにか新しい担当業務も、やっていけるといった自信がついてきました。

しかしまた、私が上司に抱いている不信感を増大させる出来事が待っているのでした。

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