今朝は暖かった昨日から一転、寒いと思ったら雨が降っていました。
タイマーで暖房をつけていて良かった。
実は今日は朝5時半起きでした。
いつもより6時間早い時間です。
何故なら今日は日産自動車の臨時株主総会があるからです。
臨時株主総会の会場が近くにある品川駅まで新幹線に乗りました。
すると些細なことですが問題が発生しました。
後ろの方で1時間以上喋っている男性がいます。
うるさいよ。
電車にせよバスにせよ、必ず周りに迷惑をかける人っているよな。
イライラする。
電車の中は談話室じゃないよ。
そんなに話したいのなら、電車から降りてくれ。
こんなことなら、音楽プレーヤーでも持ってくれば良かった。
そんな事を考えていたら、ようやく品川駅に着きました。
さすが品川駅、人がたくさんいます。
臨時株主総会に出席する前に駅前のマクドナルドで腹ごしらえしました。
朝食を食べ終わったので、会場まで向かいました。
駅から歩いて10分もかかりませんでした。
会場入り口に着きました。
会場近くには取材をするマスコミが、歩道脇に50メートル並んでずらっとたくさんいました。
カルロス・ゴーン事件の最中ですから、それはまあ、注目されますよね。
また、私を含め株主が大勢来ていました。
会場近くに置かれた傘立てを見ると最大5,000名の出席を想定してるようです。
会場内に入るため、議決権行使書を受付に提出します。
そして出席票を受け取りました。
私の順番が1931番めという訳ではありません。
スムーズに大勢の人を受け入れるために、受付が10ヶ所ほどありました。
そして出席票を首にぶら下げ、会場の中に入りました。
臨時株主総会は予定通り、午前10時から始まりました。
西川社長が総会の議長でした。
テレビでよく見る人を遠くからですが、直接見る事ができて嬉しかったです。
ちなみに、西川は「にしかわ」ではなくて「さいかわ」と読みます。
臨時株主総会は3時間で終わりました。
意外に時間をかけたなと思いました。
今回の臨時株主総会の決議事項が、カルロス ゴーンとグレッグ ケリーの取締役解任とスナール氏の取締役選任だけだったので1時間くらいで終わるのかと予想していました。
臨時株主総会の流れとしては、これまでの流れの説明と反省や今後について、30分話しがありました。
次にメインの株主と経営陣による質疑応答が2時間半ありました。
株主なら誰でも質問できたみたいです。
私も希望すれば質問できたかもしらません。
でもあの大勢の人達の中では緊張して、恥ずかしさの余り話せなかったでしょう。
質疑応答にあった質問、意見としては次の事がありました。
- 今まで日本市場は軽視されていたので、今後は力を入れて欲しい。
- 現経営陣にも責任はある。
- カルロス ゴーンに損害賠償は求めないのか。
- 社外取締役に今回のことは見抜けなかったのか。
- 監査法人に今回のことは見抜けなかったのか。
- カルロス ゴーンが有罪でなかった場合のリスクは考えいないのか。
- カルロス ゴーンによる会社の私物化の内容はいつ公表するのか。
などです。
尚、臨時株主総会の詳しい内容は日経新聞さんが記事にしています。
ただし、出席した株主数が異なっているのが謎ですが・・・
日産、ゴーン元会長を取締役から解任 臨時株主総会 :日本経済新聞
この記事では4119人の株主が出席と書かれています。
日産・西川社長らが陳謝 (総会ドキュメント) :日本経済新聞
この記事では出席株主数は1832人と書かれています。(私もこの人数を会場で聞きました)
上の記事には書かれていませんが、気になった事がいくつかあったので、下に書いてみました。
- 総会屋の人はいなかったみたいでしたが、質問者の質問が長かったり、西川社長の回答が長いと野次を飛ばす人がいた。
- 上の記事に書いているように予め決められた質問者は22名でしたが、それとは別の人が2名、勝手に割り込んで質問をしていた。(西川社長は割り込んできた人にも丁寧に回答していました)
- 日産と深い縁があるような思わせぶりな態度をした妙になれなれしい人がいた。
- その人は質問はしないで自分の意見を言うだけ言って帰っていった。
- 議案の採決は賛成・反対の数を確認するのかと思っていたら会場の拍手で決めた。
以上、こうして臨時株主総会は終わりました。
西川社長はどんな質問や意見にも穏やかな態度で真摯に、質疑応答に臨まれた姿勢が素晴らしいと思いました。
今回がはじめての株主総会の出席でしたが、スムーズな運営、時間をかけ丁寧な回答の質疑応答に大変満足しました。
帰りも往きと同様に会場近くの歩道にはマスコミがたくさんいました。
多くの株主の人達がカメラの前でインタビューを受けていました。
私も株主ですがうつ病で休職中の身、マスコミにつかまってカメラに写ったら大変です。
職場の人に見られたら大変だぞ、と思いながら歩きましたが声すらかかりませんでした。
まあどうせ、株を持ってそうな身なりや顔じゃないですけどね・・・
こうして長い一日を終え新幹線に乗り、帰路に着きました。
あれ?帰りも往きと同じ12号車だ。
不思議な巡り合わせでした。